「悠馬君、お待たせ」 「ちょうど来たよ。乗ろう」 「うん」 いつものように、隣に並んで座る。 あぁ、緊張するなぁ。 それに、気が重い。 けど、ちゃんと言わなきゃ! 勇気をふりしぼって、悠馬君の方を向いた。 「悠馬君、昨日は、急に帰っちゃって、ゴメンね」 「いや、俺の方こそ、ホント、ゴメン」 「ううん。 あのね、昨日、家に帰ってから、いろいろ考えたんだけど」 「うん」