「どう? 薫、少しは元気になった?」 「うん。春菜、ありがと」 「もう、あんまりおどかさないでよー。 いつも元気な薫が、消えちゃいたい、なんて言うから、ビックリしたよー」 「ゴメン」 手を合わせて謝ると、春菜は「いいよ」と笑って首を振った。 「じゃ、戻ろうか。 そろそろ2限始まる時間じゃない?」 「あ、ホントだ!」 「急ごう!」