恋のコーチは幼なじみ


「おーい、悠馬ぁ、『天宮』なんて他人行儀だよー。
計って呼べよー!
それに計も、『あぁ』だけじゃなくて、『よろしく、悠馬』くらい言えよー」




章太は甘えたように頬をふくらませる。


だけど、


ツンツン立ちあげた短髪の、いかつい顔の章太がそんな顔をしても、


滑稽でしかない。


たとえば悠馬がそんな顏をしたら、


女どもはきっと、『キャー、悠馬君、かわいー』とか叫ぶんだろうけど。




だけど、まぁ。


しょうがねーなー。