恋のコーチは幼なじみ


「どうする?
つらいようなら、早目に帰る?」


「ううん、ホントに疲れてないよ!」




ニッコリ微笑んで見せたけど。




「いや、今日はお礼なんだから、本田さんが楽しくないと、意味がないからさ。
帰りたいなら送るけど……、
ただ、まだ昼過ぎだし、もう少し俺に付き合ってくれるなら、ここ出て、どっかでゆっくりしようか?」


「悠馬君……」




本当に優しくて、涙が出そう。


それに、私なんかと一緒にいたがってくれて……。


ありがたくて、


でも、申し訳なくて、


胸の奥が、ギュッと締め付けられる。