「あ、ちょっと待ってて。 俺も、飲み物買ってくる」 悠馬君は、私の隣の席にカバンを置いて、飲み物を買いに行ってしまった。 あぁ、そうだよね。 コーヒーショップに入ったのに、なにも飲まないわけにいかないよね。 それに、部活帰りで、のどかわいてるだろうし。 薫、少し落ち着け! いくら早く帰りたいからって、あせってもしょうがない。 どうせ、もう見られちゃってるんだし。 じたばたするのはやめよう。 覚悟を決めてじっと待ってると、悠馬君は、カップを手に戻ってきた。