恋のコーチは幼なじみ



そして、翌日、約束の夕方5時。


私は、悠馬君と待ち合わせした、コーヒーショップにいた。




うぅ……、落ち着かないなぁ。


それもこれも、この服装のせい。


悠馬君をすぐ見つけられるように、通りに面した大きなガラス窓の前のカウンターに座ってるんだけど、

さっきから、通りを行く人の視線が突き刺さってくる気がするんだよね。


制服のときは、そんなことないのに。


きっと、このピンクのミニスカートのせいだ!


だから、ヤダって言ったのに。


計がこれにしろって言うから……。


やっぱり、おかしいんだよ。


だから、みんな、じろじろ見るんだーーー!