恋のコーチは幼なじみ


わざわざ、休日に会うなんて、断られるかな?


そう心配してたんだけど。




「うん、いいよ。
明日もあさっても部活だから、そのあとになっちゃうけど、それでもいい?」




悠馬君は、拍子抜けするくらい、あっさりOKしてくれた。




「うん、もちろん!
明日、部活、何時に終わる?」


「4時半くらいかな」


「じゃぁ、5時に、このあいだ一緒にお茶したコーヒーショップで待ってる」


「あぁ、わかった。
じゃ、明日ね」


「うん、じゃぁね!」