「食いもんはNGな。
あとあとまで記念に残るものなら、なんでもいいよ。
じゃ、俺はあっちで待ってるから、15分で決めろ」
「えー、たった15分?」
「文句言ってないで、早く行け」
計はそう言い残し、お店の出口に歩いていく。
もー、しょーがないなー。
計から目を離し、ぐるりと店内を見回す。
食べ物以外で、記念に残るものねぇ……。
最初に目についたのは、スカイツリーの置物。
ピンクや水色にピカピカ光って、きれい。
でも、悠馬君の部屋に、これはないか……。
勝手なイメージだけど、悠馬君の部屋は、シンプルなモノトーン系のすっきりした部屋、って感じだからなぁ。


