恋のコーチは幼なじみ


しぶしぶ、名残惜しい気持ちでスカイツリーに別れを告げ、計のあとを追う。




「ほら、どれにするか、さっさと決めろ」




お土産屋さんに着いてからも、計の命令口調は変わらない。




「さっさと決めろって……。
悠馬君、どんなのが好みか、リサーチはしてないの?」


「あのなぁ、土産物に、好みなんてあると思うか?
こういうのは気持ちだろ?
おまえの好きなのでいいんだよ」


「えー、でも……」




お土産物屋さんは、けっこう広くて、いろんなものが売ってる。




「こんなにたくさんあったら、選びきれないよー」