恋のコーチは幼なじみ


すると、計は、あっさりうなずいた。




「あぁ、いいんじゃないか。
じゃぁ、明日の10時に、駅のホームの一番前な」


「え、わざわざホームで待ち合わせるの?」




同じマンションに住んでるのに?


そう続けようとしたら。




「一緒に歩いてるとこ、知り合いに見られてもいいなら、うちからでもいいけど?」




冷ややかな視線が頬に刺さった。


うぅっ、痛い……。




「はい、ホームでいいです……」




うちのマンションには、うちの母親たち以上に、ウワサ好きなおばさんがたくさんいるもんね。