私の大好きなチョコレート味だよ、春菜! 感激ーーー!! 春菜、早く来ないかな? この感激を分かち合いたいのにー! そう思って、 カロリーメイトを口いっぱいに頬張ったまま、 教室の前のドアに目をやると。 ――バチバチッ! ぎゃぁっ! 最悪----。 イヤなヤツと目が合ってしまった。