恋のコーチは幼なじみ


そんなこんなで……。


自分の駅に着いた時には、グッタリ。




だぁー、つかれたーーー!


ハムスターが死んだ、っていうウソの芝居と、


悠馬君の近すぎる距離感とで、ストレスたまりまくり。


心臓がもたないよー!




ふらふら状態で、計の待つ踊り場へ。


階段を上がっていくと……。




「あーーーっ! 
いちごポッキー!」



計が、手すりにひじをついて、なにくわぬ顔で口にくわえている、ピンク色のポッキーを指差して、叫んでしまった。