「あー、今日は、帰るわ」 「そっか、じゃ、俺も帰ろうっと!」 俺らの所属するコンピュータ部は、正式な活動日が決まっていない。 ほとんど個人活動だから、気分で、出たり出なかったり。 今日は気分じゃないから、帰ることにした。 章太と連れ立って昇降口を出ると、校門の外が、なんだかざわついている。 「あれ、なんかあったのかな?」 「さぁ?」 章太は気になるようだったけど、 俺は、自分に関係ないものには、ほぼすべてに興味がないから、素通りしようとした。 ところが。