恋のコーチは幼なじみ


ほんっと、計ってムカつく!


でも、他の誘い方なんて、思いつかないのも事実。


すました顔で、ぽりぽりポッキーをかじる計は、前を向いたまま黙っている。


これは、謝れっていう、合図だ。




あーーー、もうっ!


しゃくにさわるけど、しかたない。




「……すみませんでした。
教えてください」




ペコリと頭を下げ、棒読みで謝る。


それでも、計は満足したらしい。




「フン、しょうがねぇなぁ……」




口ではそう言いつつも、ニヤニヤしてる。