その牙であたしを捕らえて


そんなことを考えながら車に乗る。


てかてか、前から気になってたこと聞いてみようかな…



「ね、ねぇ枢」


「なんだよ」


「聞きたいことがあるの」


「聞きたいこと?」


「うん。あのね、どうしてあたしを枢とは別の部屋にしたの?」


「俺と一緒が良かったのか?ニヤ」


悪戯な笑みを浮かべる枢。


「い、いやそうじゃなくて。なんか…」


「なんかなんだよ」



「さ、寂しかったから…」


言ったよ私!優姫は勇気をだして女っぽいこと言ってやったよ!


枢の反応は…??チラ


///

な、なんか顔赤くね?


「…枢?」


「な、なんだよ突然女っぽいこと言いやがって!気持ち悪い」


気持ち悪いだと??


「し、失礼な!」


言って損した。


「匂いだよ」


「は?臭い?あたしそんなに臭ってるの!?毎日風呂はいってんのに…」

ショック!!


「そっちの臭いじゃねー。」


あ、そっちじゃない。ちょっと安心V


「血の匂いだよ」