その牙であたしを捕らえて



あたしはぎゅっと目を瞑った瞬間



ブツリ!


「いたっ」


一瞬激痛が走ったが、その痛みはすぐ消え代わりに



ナニコレ…頭がボーッとしてなにも考えられない。


「ァ…」


枢は顔を首から離して見せつけるように唇を拭う。


「契約完了」


その言葉を最後にあたしは意識を手放した