「でも!枢のほかに吸血鬼なんて」
「どこかに潜んでいるようです。それを見つけるべく毎晩枢さま街中を探し回っておられました」
「そんな」
あたし最低だ。
ごめんね枢。
「枢さまには優姫さまには言うなっと口止めされていましたので言えませんでした。」
「枢は相当飢えている状態なんですか?」
「はい。今は薬で一時的に収まっていますが…」
「じゃああたしあいつにあげてきます!」
あたしはメイド服で立ち上がった!
枢を助けなきゃ。
「なりません優姫さま。」
「どうして…」
「枢さまは優姫さまをとても大切にしていられます。もし、吸血衝動で優姫さまの血を貪ったとなると後に枢様は自分を責めてしまうでしょう。さらに優姫さま、貴女がもし今の状態の枢様に血をあたえてしまったら、相当枢様は飢えているため優姫さまが危険になります。」
「…。」
「優姫さま…」
「あたし苦しんでいる枢をもう見たくないんです。だから!」
あたしは意を決して立ち上がった。
すると再び
ガシャーン!

