その牙であたしを捕らえて



ーーー颯人sideーーーー


僕は仕騎颯人。


欲しいものを手に入れるためならなんだってする。


邪魔なやつは消えてもらいたいくらいだ。



ある日父上に呼ばれた。


「颯人よ。お前そろそろ婚約者をみつけておけ。」


「父上。相手は吸血鬼限定ですか?」


「いや、べつに誰でもよい、そこらへんから拾ってこい。」


適当すぎる…。


僕的には美味しい血をもった人間がいいなー


エサを探すついでに、人間界に行ってみよう。



実際人間界へいくと、
僕の顔を見て寄ってくる女がたくさんいた。


まぁ血飲み放題になるからそれはそれでいいけどさ。


街にでていろいろ散策していると、
血のいちだんと強い甘い香りを感じた。


「なんだこの匂い。かなり美味しそうだ」