食堂に枢と駆けつける。


人混みができてなかなか進めない。


「ちょっとすいません!通ります」


つかつか突き進む枢のあとを必死で追う。


人混みを抜けて飛び込んできた光景に息をのんだ。



「ーー…っ。」


そこには目は赤く口を真っ赤にし、片腕に女子生徒を抱えた男子生徒。


女子生徒の首からは血が流れ出ている。

あたしは恐怖心に刈られて言葉が出てこない。



「てめー…。」


枢が睨み付ける


「へへ…旨かった。もっともっと血がほしい」


そういって男子生徒は
暴れだした


「きゃーー」


回りが大パニックになる


「ちっ…」


そういうないなや
枢が男子生徒の腹を殴った


「ガハ…。」ゴポ…


男子生徒は気絶した。
口から変な黒い煙を吐き出しながら。