「つか腹へったんだけど」


「購買いけばいいじゃん」


「ったくお前はホントばかだ、脳ミソはいってんのか?」


そういって枢があたしの腰を自分に引き寄せる



ち、ちかい!!


「ちょ、離してよ!」


「やだ。」



「食事のたびに血吸われるとか無理無理無理!」


絶対むり!あたし貧血になってそのうち死んじゃうじゃん!


「優姫…」


耳元で囁かれる。
ゾクゾクする感覚に陥る。


「なっ!離して…」


暴れても離してくれない。


「いいじゃん、お互いいい思いできるんだからさ」


その瞬間昨日の感覚を思い出す。


「…//」


「な?だから…」


枢が首に噛みつこうとしたとき…



ドンドンドン。

「おーい!中にだれかいるのかー?」


まさかの資料室に用事があってきた先生(笑)


あたし助かったー!


枢の顔をみるとかなり不機嫌な顔に(笑)


「残念だったねー、里真くん!」

そういってあたしは資料室の鍵をあけ、教室にもどった。