「じゃあ瑠花お大事にね(^^)ちゃんとレバー食べてね」


「うん!わざわざありがと!あ、里真くんもね!」


「あぁ、ありがと」


こうして瑠花の家を後にした。

枢と二人で歩く。


なんか初めてかも…。


空がオレンジ色に染まって夕日があたしたち二人を照らす。


あ、今あのこと聞いてみようかな…



「ね、ねぇ枢」


「なんだよ」


「あのさ…枢以外にヴァンパイヤってこの地域に存在するの?」


「…」


枢はなにか考え込むように黙る。


そして…


「優姫…お前夜俺の部屋こいよ」


「うん…わかった」


きっと枢はなにか分かっているに違いない。

絶対犯人見つけてやるんだから。