その牙であたしを捕らえて



「そう。」


「そんなの家にかえってすればいいじゃない」


すると目が赤い男はクククと笑った。


「なにが可笑しいのよ」


「いや、実に面白いと思ってな…」


「はぁ!?」


すると私は顎をつかまれ上を向かされた。


「ぅ…」

そして男はこういった。
「僕はそこらへんのやつとは違う。なぜなら僕は…“ヴァンパイヤ"だからだ」


あたしはそれ聞いたあと恐怖に包まれた。


はやく逃げなきゃ。


頭の中で警報が鳴っている。

でもそのときは既に遅かった。