その牙であたしを捕らえて



ーー瑠花sideーー


そう、あれは夜9時くらいの出来事。


「あー、塾疲れたなー」

何気1人でぼやいてたとき。


“ママぁ(泣)グスン"


??こんな時間に男の子?もしかして捨てられた子とか?


急に心配になって公園によったら砂場で男の子が座って泣いてた。


どうしたんだろ…。


あたしは男の子に声をかけた。

「どうしたの?」


すると男の子は


「キーホルダー無くしちゃったの。お姉ちゃん一緒に探してくれる?」


「うん、いいよ!」


「まずこっちから探そ」


男の子に私は手を引っ張られて、木の陰に連れていかれた。


あたしは男の子と一緒に探そうとした。


ーそのときー


「こんばんはお嬢さん」