その牙であたしを捕らえて



あたしは颯人くんの腕に包まれていた。


そして颯人くんは甘く囁く。


「優姫ちゃんは僕のもの。だれにも渡さない」


あれ?なんかクラクラする…意識が…


「優姫ちゃんは僕のもの。」


あ…なんか墜ちそう…


そのとき


キーンコーンカーンコーん



昼休み終了を告げるチャイムが鳴った。


そしてあたしは我にかえった。


「は、颯人くん//」

あたしは急いで颯人くんの腕から抜け出した。