青い空

葬式も終わり今は美音の家にきている
おばさんがどうしても
見せたいものがあるというからだ

「涼太くん…これ…」

おばさんの手には薄ピンク色の封筒
その封筒を俺の手に手渡す

「あの子死んだら涼太くんにって…」

言葉を最後まで言うとおばさんはうっうっと涙を流す

俺は手紙を受け取り中身をみた


一瞬そこに美音が見えた気がした