「羽狸、祀莉……さん?」
「はい?そうですけど、どうして私の名前を知ってるの?」
まだ、名乗ってないのにどうしてこの女性は自分の名前がわかったのだろうか?
「祀莉さん、わたくしあのお店に入ってみたいわ」
そう言って女性が指差したのは店先に緑・白・赤の縦の三色旗が風になびいて揺れ2人を呼んでいるようだ。
「パスタあるかしら?
食べたことないのよ」
はにかんた笑顔で「いいかしら?」と首を傾げ聞いてみる。
「きっとあるよ。
でも、今の時間はランチメニューがあるんじゃないかな?
私はそれにしょう」
と、クルリと振り向きお店の中に入ろうと扉に手をかけると、祀莉の手の上にゴツゴツとあきらかに女性とは違う手が重ねられた。
「その人をどこにお連れする気だ!!」
どこって……このお店……。
って、違うでしょう!!
自分に自分でツッコミを入れ、祀莉は声をかけた人を見る。
「はい?そうですけど、どうして私の名前を知ってるの?」
まだ、名乗ってないのにどうしてこの女性は自分の名前がわかったのだろうか?
「祀莉さん、わたくしあのお店に入ってみたいわ」
そう言って女性が指差したのは店先に緑・白・赤の縦の三色旗が風になびいて揺れ2人を呼んでいるようだ。
「パスタあるかしら?
食べたことないのよ」
はにかんた笑顔で「いいかしら?」と首を傾げ聞いてみる。
「きっとあるよ。
でも、今の時間はランチメニューがあるんじゃないかな?
私はそれにしょう」
と、クルリと振り向きお店の中に入ろうと扉に手をかけると、祀莉の手の上にゴツゴツとあきらかに女性とは違う手が重ねられた。
「その人をどこにお連れする気だ!!」
どこって……このお店……。
って、違うでしょう!!
自分に自分でツッコミを入れ、祀莉は声をかけた人を見る。



