「ばあや、わたくしの部屋に祀莉さんを御招待します」
「妃乎さま!!」
「ばあやに文句を言わせません。
この人はわたくしが御招待したお客よ。わかります。
この意味を」
「……ッ、わかりました。
ですが、報告します」
「勝手にしなさい」
祀莉を立たせばあやがいる部屋を出る。
ニャーン
「ん?
かわいい」
縁側を渡りながら足元に一匹の猫が尻尾を絡ませながら祀莉を見上げる。
もう一度、ニャーンと鳴いた。
「猫?」
猫を目線の高さまで持ち上げ性別を確かめる。
「あ、男の……痛い」
尻尾でパンパンと顔を何度も叩かれた。見られたくないところを見られ恥ずかしいとわかっていても犬や猫が大好きな祀莉は尻尾で叩かれるのもいいと思ってしまう。
「妃乎さま!!」
「ばあやに文句を言わせません。
この人はわたくしが御招待したお客よ。わかります。
この意味を」
「……ッ、わかりました。
ですが、報告します」
「勝手にしなさい」
祀莉を立たせばあやがいる部屋を出る。
ニャーン
「ん?
かわいい」
縁側を渡りながら足元に一匹の猫が尻尾を絡ませながら祀莉を見上げる。
もう一度、ニャーンと鳴いた。
「猫?」
猫を目線の高さまで持ち上げ性別を確かめる。
「あ、男の……痛い」
尻尾でパンパンと顔を何度も叩かれた。見られたくないところを見られ恥ずかしいとわかっていても犬や猫が大好きな祀莉は尻尾で叩かれるのもいいと思ってしまう。



