「美羽ちゃん!!」
「お前、おせーから教室見に行ってみればいないし、どこ行ってたんだよ」
案の定の反応がなんだか嬉しくて思わず笑みが零れる
「丁度、早瀬川くんに会ってチョコ渡してきたの」
「えっ?!告白出来た?!早瀬川くんなんだって?!」
そう言うミホちゃんはワクワクと瞳を輝かせている
私が・・・早瀬川くんを諦めることができたら、ミホちゃんも早瀬川くんとのこと考えてくれるカナ
「告白は、してないよ」
「えっ?!なんで??!」
「なんか、いざとなったら振られるのが怖いなーみたいなっあはは」
二人に心配をかけないように頑張って陽気に振る舞う

