Pure Love*〜優しいキミに恋をして〜















さっきまでは不思議そうにしていた早瀬川くんも"バレンタイン"という単語を出した途端、カァァァっと顔を真っ赤にした













「明日、学校休みだから渡しておきたくて・・・」









「一ノ瀬さんっ・・?///」










けど、それが嬉しいという感情ではなさそうなのは伝わってきて、困っている様子の早瀬川くん










そうだよね。










私に言われても、困っちゃうよねっ










「・・・・・・なんてねっ」











「・・・え?」












「ビックリした?えへへ、このチョコレートはお礼チョコだよ!今回は、本当にありがとうっ!」










事前に考えて用意していたセリフを早瀬川くんに淡々と話す









"冗談"にしてしまえば、普通なら言えない、出来ない、告白のような事がスンナリできた