「一ノ瀬さんを保健室まで連れてったのも憶えてるし」 「えっ・・・早瀬川くん、憶えててくれてたのっ?」 私だけだと思ってた・・・ 入学して早々 遅刻しそうで走ってたら躓いて転んで 膝が血だらけになって それが怖くて悲しくて 遅刻しちゃうことだって嫌で イヤで 色んな感情が押し寄せてきて 気持ちがメチャクチャになって どうしていいかわからなく混乱しちゃって ただ泣くことしかできなかった そんな私に 差し伸べてくれた優しくて暖かい手