Pure Love*〜優しいキミに恋をして〜










珍しく褒めてくれたトモちゃんに、思わず顔を見合わせて笑いあう私とミホちゃん











「珍しいこともあるなぁ〜今日雪降っちゃうかもね〜」











「失礼なやっちゃなー。折角綿菓子奢ったろーと思ったのに」









「なっ?!友実サマ!?!」









「まじ、現金だなお前」











「あははっ」











久しぶりの他愛のない会話に気持ちが高ぶりながらも私達はお祭りへと足を踏み入れた






















【minato side】








「わりぃ!遅れた」









「ほんとだよ、何してたんだよ!」











「楓人が一緒に行くって聞かなくてさ」











テツ達との待ち合わせ時間に間に合うように家を出てこようとしたら、玄関側で楓人がワガママ言い始めて