・・・というか、最近の幼稚園児恐るべし
そんな妙に大人っぽい会話をしていると洗面所から戻ってきた早瀬川くん
「早瀬川くん、ごめんね。迷惑かけて」
「いや、全然!それより、楓人変なこと言わなかった?」
"最近コイツ妙にマセててさー"と、呆れながらも困り顔で続ける早瀬川くん
確かに・・・"彼女"のことを"オンナ"っていう辺りはかなり驚いたケド
「あ、乾燥機20分くらいかかるから寛いでて」
楓人くんと話していた為未だに戸の前にいる私を気遣ってか、そう再び笑顔で言ってくれた
私はお言葉に甘えてジュウタンの上に正座すると
「俺ここー!」
と言ってズシーンと私の膝の上に腰を落とす楓人くん

