なんでそんな、ことっ・・・
そんな、表情して言うの・・・?
早瀬川くんが優しいから・・・?
「なんでこんな森の奥に?」
「あ・・・この子が、歩いていくのが見えて・・・」
そう言って私に寄り添うネコちゃんに触れると
早瀬川くんも私に近づいて目を凝らす
「・・・ねこ?」
私の代わりに"みゃぁ"と返事をしてくれたネコちゃんにクスクスと笑い始めた早瀬川くん
「へっ?!」
「・・・っ、や、なんか・・・一ノ瀬さんってホント、優しいよね」
「ぜっ、全然そんなことないよ?!無類の猫好きなだけで!
・・・それに・・・私の身勝手な行動で皆に迷惑までかけちゃって・・・」

