返事をしないで猫とじゃれてる彼に今度は質問を変えてみた。 『ほんとにここにいる気なんですか?』 「だって君のこと心配だし。」 今度は返事が返ってきた。 『あたしね、そんな心配されるような人間じゃないし、そんな価値もないんだ……』 「僕もよくそう思う。」 『早く死にたいな。』