『えっ……』 今まで一回も私に怒鳴ったことがない瑞樹君がはじめて怒鳴った。 「今僕に近づくと玲まで逝くことになるよ。そんなのは絶対に嫌だ。」 『どうゆうこと……?』 「言ったでしょ?僕死んだんだって。」 だんだんわかってきた。 『……グスッ』 最後まで女泣かせるなんて最低な男、って言ってやりたかったけど言えなかった。 だって最後は泣かされたけど、笑顔をくれたのも生きることを教えてくれたのも瑞樹君だから。