月が綺麗だね。



そう答えた瑞樹君は、いつもの彼ではなかった。


目の色が……青い。



『瑞樹君?なんか変だよ……?どうしたの?』



心配するあたしの腕を振り払って遠くのほうに歩いて行く瑞樹君。


そんな瑞樹君の行動に頭がついていかない。

近づきたくても足が思うように動かない。
大体の所まで行ったら、瑞樹君が振り向いた。



そして、いつもの笑顔で微笑んでこう言った。