月が綺麗だね。



『なんであたしに嘘ついたの……?』


「その事は謝る。ほんとごめん。でも不登校の自分を知ってほしくなかった。」


申し訳なさそうに瑞樹君は頭を下げてきた。違う。あたし瑞樹君に何させてるんだろう。


『そっか……』

そんなことよりも気になる事があった。



『瑞樹君は幽霊なのになんでここにいるの……?死んだら天国に行くんじゃないの……?』


「行くよ。やりたい事をやり終えたらね。」