あたしはそれから瑞樹君に会うために毎日公園に行った。毎日通えば会えると思ったから。
そしてやっと見つけた。夜の公園に前のあたしのようにベンチに座る瑞樹君を。
『瑞樹君?ごめんね……』
「玲……?俺こそごめん。嘘ついたりして……」
『ううん……今の瑞樹君は幽霊なの?』
「え……?」
瑞樹君は、一瞬驚いてそれから少し黙ったままだった。
「そうだよ。全部話すね?僕、あれからすぐ自殺したんだ。もう耐えられなかった。いじめとか、施設育ちってことがコンプレックスでそんなことでいじめられてる自分が情けなかった。いじめが原因で不登校になった事も、自分自身を許せなかった。でも玲に出会ってからはそれなりに幸せだった。」

