もう死のっか…… あたしの右手にはカッター。そのカッターは左手首に冷たくあたる。 もう世界が、あたしの人生が終わる。 中学生の頃からいじめにあい、高校2年生になった今、学校に行けない孤独な日々を送っているあたし。 社会でいう不登校ってやつだ。 家族もあたしには呆れかえったみたいで、最初は怒られたりしたけどもう何も言ってこなくなった。 そんな最悪な人生にあたしは今、終止符を打つんだ。 ♪♪♪♪♪♪♪ 『なんなの、もう……』