超音波で見る子宮の中。 そこに浮いている赤ちゃんに丸い口をしたトングのようなものが近づいてきて、 一気にパクッと赤ちゃんを食べてしまうのだ。 …それはあまりにもショッキングな画像として、ずっと私の心の中に焼きついていた。 自分の子もこのまま死んで、あの恐ろしい方法で葬られてしまうのかと考えたら、急に足がガクガク震え出した。 やっと産むことを決心したというのに…、もう遅いのだろうか。