みーくんの1ヶ月検診が終わると、もう5月の半ばを過ぎていて、気持ちのいい天気の日が続いていた。
外に出れば街路樹の緑が目に鮮やかで、さわやかな風にいつまでも吹かれていたい気分になる。
私はベビーカーを買って散歩に出かけたり、近所の子育て支援センターに出かけたりするようになっていた。
子育て支援センターには、いろんな年代のお母さん、お父さん、おじいさん、おばあさんがいて、
世代間交流、職業間交流のようなものをたくさん経験することができた。
同じくらいの月齢の子を持つお母さんとは自然と話す機会が多くなり、
子どもの成長を報告し合ったり、育児情報を交換し合ったりした。
新しい命は日に日に大きく人間らしくなっていって、既にかけがえのないものになっていた。
みーくんが来てから、私の心は嵐が過ぎ去った後の朝のように澄んでいた…
はずだった。
あの晩、
深雪ちゃんに衝撃の告白をされるまでは…。

