新年になり、穏やかに過ぎていく時間の中で、私のお腹は徐々に丸く大きくふくらんでいった。
私は最初の妊娠で失敗しているだけに慎重に慎重を重ね、とにかく赤ちゃんが流れないよう、気を遣いながら生きていた。
2月。
さっちゃんが1歳になり、ヨタヨタと危なっかしい足取りで歩き始めた頃、
私は妊婦検診のときに医師から出産に関する話を持ちかけられた。
「福永さん、去年の4月にも帝王切開されたんですね」
「はい」
「それで、ちょっと相談なんですけど…」
そう切り出した先生は、私はまた帝王切開で出産した方がいいということを教えてくれた。

