はっとして顔を右に向けると、 白いワイシャツに地味なネクタイをしたマサが立っていた。 「久しぶり。元気そうだな」 「ああ…、う…ん…」 驚いた。 そういえばマサの勤務する学校はこの辺にあった。 「でも、何でミッチがこんなとこにいるわけ?」 「あ…、ちょっと事情があって、キーチの結婚式の日からまおちゃんちに泊まってたんだ…」 「へー」 それならうちに泊まればいいのにとでも言うような顔をされた。