その次の日。
私は深雪ちゃんに骨を折ったことを伝えておこうと思い、朝ごはんをすませてから彼女に電話をかけた。
電話がつながるとすぐ、電話口でさっちゃんがぐずっているような声が聞こえた。
それからすぐ深雪ちゃんの声が聞こえてきたので、「今話しても大丈夫?」と聞くと、
電話じゃ落ち着かないのでよかったらうちに来ませんかと言われた。
迷ったけど、キーチが他の女性と暮らしている部屋など見ない方がいいだろうと思ったので、
電話で勘弁してもらうことにした。
耳元に響くさっちゃんの声を気にしながらも、
昨夜自分がコージさんに会ってきたこと、深雪ちゃんの気持ちを伝えたこと、それを聞いたコージさんの様子などを簡単に伝えると、
さっちゃんの喃語に混じって深雪ちゃんが大きくため息をつくのが聞こえた。

