だけど今、 私にはこの子がいる…。 そんなことを考えると、なんとなくこの孤独感も薄れていくような気がした。 周りが私から離れていっても、この子だけは私のそばにいてくれる…。 もうキーチに会うことがなくても、この子とは一緒にいることができる…。 まっすぐ向き合えない人がいる分、この子にはちゃんと向き合おう…。 もうキーチには伝えられない気持ちを、この子には毎日届けよう…。 ただそう思うだけで、この逆境も前を向いて歩いていけるような気がして、 不思議と足取りが軽くなった。