翌朝。
少し遅く起きると、義母が朝早くマサから電話があったと教えてくれた。
昨夜卓くんが言っていたように、マサは年末年始を近くに住む彼の祖父母の家で過ごすことにしたそうだ。
義母にもマサと何かあったのかと怪しまれたが、本当のことを言えるはずもなく私は言葉を濁していた。
忍ちゃんには「優にぃからのお年玉がもらえなくなっちゃったじゃん」などと散々文句を言われ、かなり耳が痛かった。
卓くんの態度に特に変わった様子はなかったが、私はなんとなく彼と顔を合わせるのを避けていた。
卓くんはきっと私のことを軽蔑したことだろう。
そう思うと、マサがいなくなった今、この家で私の孤独感はますます大きくなるばかりだった。

