走ったものの結局は乗り換えに間に合わなかった成海はホームのイスに座っていた

「はぁーー、ついてないなー」

「あと20分も待たなきゃ。もう、これだから田舎はヤダ。」

そんな愚痴をこぼしながら携帯をいじっていると

誰かが声をかけてきた