綾斗はしばらく考えてから、



「友達以上、恋人未満…ってとこかな?」




と言った。



「そーだね」




あたしは微笑んだ。





綾斗は歯を見せて、にかっと笑った。








「魅和ちゃん…」



珍しく、綾斗は真剣な顔。




「ん?」





あたしは首を傾げた。






「その髪型、どーにかしろよぉ」







綾斗はあたしの髪を触りながらそーいった。






あたしの髪は金髪で、


化粧もみんなより濃い。








制服も着崩してる。








中学のときからやんちゃだったからなぁ…。