それでも
まだまだ悪い連中と
縁が切れなかったうちは
男友達数人とガスを吸っていた…
リョウスケを裏切ってしまった…
"薬物はやらない…"
確かにガスは薬物では
ないのかもしれない
けどそうゆう事からは
一切手を引く約束だった…
初めて薬物をした時に
線路の近くで吸っていて
ぶっとぶ寸前に電車の走り去る
音を聞いてから
ぶっとぶ時にはどこにいても
電車の走り去る音が
聞こえるようになっていた
ぶっとんだ後は
記憶がほとんどなくなる
ほどよくぶっとびだした
頃だった…
『さち!!!!』
どこかで聞き覚えのある
声が遠くから聞こえた…
振り向けば
今ここにいるはずのない人物
リョウスケがいた…
