ご飯食べて
カラオケ行って
色んな店まわって
うち等のいつもの
お決まりコース☆☆
二人でブラブラして
公園のベンチに腰かけた
その時初めてリョウスケが
抱きしめてくれた…
『さち、あったけぇ~なぁ
一家に一台って感じ(笑)』
笑ってるリョウスケの顔を
ジッと見ていたら
『なに チューしてほしいの?(笑)』
リョウスケは優しくチューをした…
顔と顔を見合わせた瞬間
リョウスケはもう一度抱きしめた…
『俺本当に好きな奴と
チューすんの初めてだから
すげぇ恥ずかしいんだけど(笑)』
いつもは見た事のない
赤い顔をしていた…
うちは嬉しかったのか
分からないけど
何故か涙がこぼれた…
『さちどおした?』
『ううん、何でもない…』
リョウスケはうちの左手を持ち
腕の傷をさすりながら
『さちは笑ってる方が
さちらしいょ☆
笑ってる方がいいから♪
お前に何かあっても
俺が命かけて守りぬく
俺がおまえの全部
受け止めっからな』
『本当にうちでいいの…?』
『ばぁ~か!!!
俺はおまえがいいんだ』
